「虫とツーショット」は、長いこと「品切れ」となっていたアマゾンでも、
入手可能となりました。ご不便をおかけいたしました (上の 「アマゾン」 という文字列に、
リンクが埋め込んであります)。

さて、次の本の制作も、昨日ようやく、ぼくの手を完全に離れました。
あとは印刷所の方にがんばっていただくことになります。今回は、刷り出し立会いには
行かないので、製品として完成したものを、いきなり見ることになります。
校了ではなく、責了としたページがいくつかあり、完成品を見るまではドキドキです。

責了というのは、「責任校了」の略で、
OKは出せないものの、直しの幅が小さいということで、
本番で指示どおり直ってくることを条件に、次の校正紙は出さなくていいですよ、
という意味のことばです。
文字部分の責了では、体長「25mm」を「23mm」に直してください、というのは
解釈の誤差がなく、わかりやすいので、安心してお任せしておくことができるのですが、
色に関する責了では、「本番ではわずかに明るく」、「黄色味が強すぎるので少し弱めて」
といった指示は、人により解釈に差がある部分なので、
思ったような結果が得られないことも少なくありません。

こちらが、「調べてみよう 名前のひみつ 昆虫図鑑」(汐文社)の表紙です。

「名前のひみつ昆虫図鑑」表紙・ Web用データ
「調べてみよう 名前のひみつ 昆虫図鑑」(汐文社)

このブログで、次の本の表紙は「蛾メインです」とお知らせしてありましたが、
蛾らしく見えないオオスカシバでは、ちょっと反則だったかな?
羽化直後には鱗粉を持つ本種の、「鱗粉落とし」の決定的瞬間の写真も収録しました。
もっとも、この写真の初出は、ナショナルジオグラフィック誌(日本版)でしたので、
すでにご覧になっている方もいらっしゃるかもしれませんね。 
発売予定日は、6月30日です。

これで本づくりから完全に解放されたので、あとは写真展の準備に集中することができます。
7月1日(水)から31日(金)までの1ヶ月間、ジュンク堂書店 池袋本店7Fにて
写真展を行いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=8945

トークイベント 「直球と変化球 ― 森上信夫、2冊の新刊を語る」 は、
写真展期間内の7月28日(火)に、4階のカフェ・ド・ジュンクで19:30より行います。
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=8947

7月中にはもう一つ、世田谷区からご依頼をいただいた講演会が予定されており、
申込期間が近づきましたら、当ブログでもお知らせいたしますので、
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。
発売日の朝から、アマゾンでは
「一時的に在庫切れ;入荷時期は未定です」 となっているそうで、
ご不便をおかけしております。
出版社の営業さんには、このことをすでにお伝えしました。

こちら↓の「honto」は、在庫ありですので、どうぞよろしくお願いいたします。
http://honto.jp/netstore/pd-book_27136004.html
 時事通信社さんがぼくを取材してくださり、本日より、「時事ドットコム」内の
「昆虫記者のなるほど探訪」( http://www.jiji.com/jc/konchu?p=professional0001 )に
記事がアップされました。

過去には、養老孟司さんや鳩山邦夫さんなど、誰もが知っている著名人も登場した
由緒あるコーナーに、こんなにマイナーな昆虫カメラマンが登場していいのか・・?
と申しわけない思いです。

記事を執筆された「昆虫記者」こと、天野和利さんは、
「時事通信社解説委員」という、近寄りがたい肩書をお持ちの一方、
虫好きとしても有名な方で、取材でぼくの撮影に同行してくださった姿からは、
お堅い感じは微塵も感じられませんでした。
おそらく、ぼくが見ているのは「戦士の休日」状態の、くつろいだお姿なのでしょう。
お互い「虫好き」というだけで、年齢も職業も肩書も関係なく、
あっという間に距離が縮まるというのは、いつもながら気分のよいものです。
取材というよりは、ちょっと歳のいった昆虫少年ふたりが野を行く、という感じでした。
(> 天野さん、取材なのに、緊張感なさすぎですみません・・・。)

「昆虫記者のなるほど探訪」の第一クール分はすでに書籍化されており、
ぼくの記事を含め、現在Web上で読めるのは、それ以降のものです。
先に述べた養老孟司さんや鳩山邦夫さんなどの記事は、書籍のほう、
『昆虫記者のなるほど探訪』(時事通信社)で読むことができ、
通信社の解説委員とは思えない、独特の「脱力系」の文体には、とても癒されます(笑)。
「人物ウォッチング」みたいな楽しみ方もできますので、
虫好きはもちろん、虫好きでない方にも、おすすめの1冊です。
 遅ればせながら、ブログを始めてみました。
昆虫写真家として、これまでに何冊かの本を出してきましたが、
あるパーティーでお会いした方に、
「生きてる方だったのですね・・・」と言われてしまいました。
公式サイトがなく、Web上で見るかぎり、生存の気配も感じられないので、
書店やアマゾンなどで売られているのは、故人の本だと思われていたようです(笑)。
さすがにこれではマズイと思い、ようやく、ブログを開設しようという気になりました。
慣れないことで、しばらくは更新のペースも遅いと思いますが、
とりあえず、月2回ぐらいを目標に、「生存サイン」を発したいと思います。
「おじいちゃんの見守りサービスか!」と言われそうですが、現状はその通りです・・・。
                            2014年 9月1日 森上 信夫

※ツイッターや、フェイスブック等はやっておりません。
  どちらにも、同姓同名の方がいらっしゃいます。