ずいぶん多くの方にブログをご覧いただき、恐縮しております。
なにしろ、物故者かと思われていたほど存在感のない男なので、
頼りないブログ主に代わって、たくさんの方が宣伝してくださったようです。
ありがたいことで、心よりお礼を申し上げます。

さて、ここしばらく陽射しがなく、いつになく涼しい9月が続いていますが、
夏の太陽に、もうひと踏ん張りしてもらわないと、予定の撮影が終りません。
前日に「晴れ」の予報を確認して、行き先を決めていたのですが、
迎えた朝は、肌寒いほどの曇り空で、行き先の予報も「曇りときどき雨」。
晴れてこそ、渓流の上を飛ぶ2種類のトンボ撮影が目的だったのですが、
厚い雲が太陽をさえぎり、気温もここまで低いと、おそらく姿を見せないでしょう。

ブログを始めて最初のフィールド行きぐらい、リアルタイムで記事を配信したかったなあ・・・、
と思いながら外出を中止し、少しさかのぼって過去記事を。

フィールド撮影で、いつも鬱陶しいのがヤブカの襲来ですが、
実際には「ヤブカ」という名前の蚊はおらず、
ヤマトヤブカや、ヒトスジシマカなどを総称して、ヤブカと呼んでいます。
デング熱が世間を騒がせていますが、日本国内で媒介蚊となるのがヒトスジシマカで、
関東平野では、いちばん個体数の多い蚊と言ってよいでしょう。
背中の中央を走る「ひとすじ」の白いラインと、「縞」模様のある脚が特徴の「蚊」が
「ヒトスジ・シマ・カ」で、公園や墓地などに多い蚊です。
家の中には、あまり入ってきません。

デング熱騒動の少し前に、ヒトスジシマカの「吸血後 白バック写真」を撮るべく、
採集に行ってきました。採集といっても、「待っていれば向こうから来てくれる」
わけですから、こんなに楽な採集はありません。
蚊もぼくも、今日はお互いが相手を採集してやろうという、「相思相愛」の奇妙な関係です。
あっという間に野外での吸血シーンの撮影は済み、
スタジオに連れ帰った個体で、白バックの撮影も終えました。
ぼくの顔が写っているカットは、自撮りです。
「困り顔」をしてみてはいますが、2匹も同時に止まってくれて、
(これはおいしい展開だぞ・・・)と、内心ホクホクしており、演技でこんな顔をしてみています
(通報されないよう、ちゃんと木陰に隠れて一人芝居をしています)。

次のブログ更新まで、間が空きすぎると、
今度は「デング熱で倒れたか?」と思われかねないので、
次回は、あまり間をおかずにアップするよう努力したいと思います(笑)。

連れ立ってランチタイム(ヒトスジシマカの吸血)
「連れ立ってランチタイム(ヒトスジシマカの吸血)」

ヒトスジシマカの吸血
「ヒトスジシマカの吸血」

血を吸ったヒトスジシマカ(白バック)
「血を吸ったヒトスジシマカ(白バック)」