2015.11.05  冬支度
 少し前になりますが、10月29日に、産卵中のクヌギカメムシを近所で見つけました。
初冬になるとクヌギの樹皮に、ゼリー状の物質に包まれた卵塊を産むカメムシ。
産卵行動は、今年の初見です。 例年よりも、少し早いなと思いました。

クヌギカメムシの産卵
「産卵中のクヌギカメムシ(右は、卵塊のアップ)」

このカメムシが産卵を始めると、雑木林もそろそろ冬支度です。
冷たい風が葉を散らす日も、もうまもなくでしょう。

クヌギカメムシのいる場所
「クヌギカメムシのいる環境(右手前の木で産卵)」

わが家では、2011年からベランダで飼育しているクロゲンゴロウを水から出し、
湿らせたミズゴケを詰めた容器に移し替えました。
越冬態勢に入ってもらうわけですが、もうひと冬を越せるだけのエネルギーが、
まだ残っているでしょうか? もともとは2匹いたのですが、もう1匹は、
4冬目を越せずに、今年の春、死んだ状態でミズゴケから掘り起こしました。

同じようにベランダにいるシンジュサンの幼虫は、冷たくなってきた外気の中で、
時間をかけてゆっくりと育ち、おそらく今週末あたりに繭を紡ぐでしょう。
外の世界も、わが家の昆虫園も、冬支度が静かに進行中です。