非常にアップダウンの激しい11月で、毎日が落ちつかず、
一度もブログを更新できないまま12月を迎えてしまいました。
実は夏に山でケガをしていたのですが、その後遺症に苦しみ、
そんな中で、出版社に持ち込んでいた出版企画が通ったという知らせを受け、
日本昆虫協会の「夏休み昆虫研究大賞」の表彰式で昆虫少年少女たちと
すばらしい時間を過ごした日の晩に、大好きなおじが急逝するという
ショッキングなことがあり、しばらく脱力しておりました。

 ケガをしたのは背骨の部分ですが、受傷直後の足のしびれから始まり、
ここへきて腰と股関節に激しい痛みが加わって、「当面は重いものを持つのは禁止です」
と主治医に言われてカメラバッグを背負うことができません。
「直りますから、安心してください。昆虫のシーズンオフで良かったですね」
と言っていただいているので、今はどんなに痛くても悲観的になることはない、
と自分に言い聞かせています。
そんなわけで、11月は一眼レフを手にする機会もなく、
通りすがりのコンデジ・カットが数点、残ったのみでした。

アオスジアゲハの日光浴?
「アオスジアゲハの日光浴?」

もう1ヶ月も前になりますが、11月6日に撮影した写真です。
秋も深まりゆく中、まだ羽化して間がないと思われる新鮮なアオスジアゲハが
視界を横切ったので、その姿をしばらく目で追っていました。
シャリンバイに止まったあと、徐々にはねを閉じていき、最後はすっかり横倒しに
なりました。アオスジアゲハが活動するには気温が十分ではない季節ですから、
これはおそらく日光浴なのでしょう。チョウの日光浴スタイルには、
はねを全開にするものと、はねを閉じた状態で横倒しになるものとがありますが、
アゲハチョウ科は前者だけだと思っていました。そもそも、横倒しになって日光浴を
するチョウは、コツバメやスジボソヤマキチョウなど、ごく少数派です。
アオスジアゲハのこんな姿を初めて見ました。

駅にいたクビキリギス
「駅にいたクビキリギス」

大型のバッタ・キリギリス類としては、例外的に成虫の姿で越冬する昆虫です。
11月9日に、最寄り駅の壁に止まっていました。
繁殖シーズンは春ですが、秋にも鳴いている姿を見かけることがあります。
鳴くということは求愛のサインですから、秋のうちにも交尾するものが
いるのかもしれません。
このまま放っておくと、駅構内で死ぬかもしれないので、とらえて草地に放しました。
厳しい冬を乗り切り、ぶじに春を迎えてもらいたいものです。

東京都庁展望台からの夜景
「東京都庁展望台からの夜景」

 12月6日はカメラメーカーの忘年会に参加。
都庁第一本庁舎の45階にある展望台を貸切りにする、という豪勢なパーティーでした。
プロユーザーだけの忘年会なので、多くの写真家の近況を知ることができ、
直近の出版企画などの情報交換もできました。
眼下に広がる東京の夜景を眺めながら、自分もがんばらねば・・・と
気持ちを新たにして新宿の街をあとにしました。

明日は、いつものカメラバッグを持たず、ボディ1台だけで、
おそるおそる10月以来のフィールドに出かけてみることにします。