2015.07.26  残りわずか
 写真展の会期も、残すところ1週間を切りました(31日まで)。
とは言え、多くの写真展の会期は6日間(ギャラリーが定休日になる曜日に入れ替えを行って、
次の定休日までの6日間)ですから、普通であれば、今日が初日みたいなものです。
1ヶ月間もの長きにわたって、写真展の開催をお許しいただいたジュンク堂さんに感謝です。

在廊(会場にいる)日程を、随時、ブログでお知らせするつもりでおりましたが、
当日にならないとわからないというケースばかりで、全く予定が立ちませんでした。
申しわけありません。とりあえず、28日(火)にはトークイベントがありますので、
16時以降は、写真展会場となっているジュンク堂書店池袋本店の7階に、
出たり入ったりしていると思います(トークイベントは4階)。

なお、トークイベントは、すでにご予約で満員となっております。
お申し込み、ありがとうございました。

インフォメーション・ボード
「店頭の INFORMAION」

それ以外の在廊日程は、
29日(水)17:30~18:30頃
31日(金)14:30~16:00(最終日なので、16:00から撤収に入ります)
を予定しています。

こちらもブログでお知らせしてあった世田谷区の講演会は、22日(水)に終了しました。
写真家に学ぶ「虫のふしぎ」「動物のふしぎ」という2週連続の企画で、
ぼくは、「ふしぎな虫の世界」と題して、目玉模様の話や、虫はなぜ光に集まるのか、
また、虫はどうして体が小さいのか、など、多くの写真を使って90分間のお話をしました。
18日(土)に行われた、ナショナル・モスウイークのキックオフイベントで、
たくさんの写真を使った神保宇嗣さんの講演がとても面白く、
90分間で何点の写真を使用されるかカウントしていたところ、180点超というもので、
それでも、写真送りが早すぎて困るという感じは全然しなかったので、
ぼくも真似をして、多くの写真を用意したところ、208点にもなってしまいました。

世田谷区講演会
「講演会で使ったライトトラップの写真と、会場からの質問にお答えしているところ」

7月も終盤となり、ぼくの行きつけの樹液酒場(近所のクヌギの木)も、
夏の虫たちでにぎわっています。
23日(木)には、1本の木で10匹以上のノコギリクワガタを見ました。
その少し前には、同じ樹液でベニスズメを採集し、奇跡的に無傷で持ち帰れたので、
満足のいく白バック写真を撮影することができました。
これは非常に幸運な例で、普通ならば、まず翅がボロボロになってしまうでしょう。
エゾスズメの写真を使おうと思っていた企画があるのですが、
これで、美しいベニスズメに差し替えることができそうです。

ベニスズメ(白バック)
「ベニスズメ(白バック)」
 本日は、16時頃より、写真展会場(ジュンク堂書店池袋本店7F)におります。
明日11日(土)から始まる 「鈴木海花プロデュース 大昆虫展2015」 の準備作業を
しておりますが、見かけたら、どうぞ遠慮なくお声がけください。
 2冊の本の出版を終え、写真展もぶじに船出して、
ようやく、いつもの7月の日常が戻ってきたような気がします。
写真展初日の帰りに、『樹液に集まる昆虫ハンドブック』(2009年出版)の取材で、
かつて毎日のように通っていた近所のクヌギの木に立ち寄ってみました。

2015最初のカブトムシ
「樹液をなめるカブトムシ」

相変わらず、ジュッ!という音をたてて樹液がほとばしる 「豊穣の樹液酒場」で、
ライトで照らすと、すでにカブトムシが来ていました。写真を撮るつもりではなかったので、
一眼レフを持っておらず、いつも持ち歩いているコンパクトカメラで撮影。
常連のシロスジアオヨトウや、オオシマカラスヨトウなどの蛾も集まってきています。

樹液に集まるガたち
「樹液に集まる蛾たち」

40本ほどのクヌギを擁する人工の林ですが、毎年のように安定して樹液を出す木は
この1本しかなく、この木が伐られてしまったら、この木に依存して生きている虫たちは、
いったいどうなってしまうのだろう・・・と、すごく心配になります。
隣には、運動公園が併設されており、このクヌギ林が提供する木陰は、
少年野球の子供たちや、その家族などがお弁当を広げる場所として使われています。
樹液を出す木はスズメバチが集まって危険、ということで、ぼくが取材していたその年に、
市によって樹液の出口を樹脂で塞がれてしまったことがありました。

もし、スズメバチが危ないから木を丸ごと伐り倒してしまえ、ということにでもなれば、
それに賛同する人も少なくないでしょう。 40本のうちのたった1本など、
「木陰の提供」という観点からは、大きな存在ではないのです。
町なかに残った樹液ポイントは、常にそういう危険にさらされています。

ケイタイにメールが来たので、見ると知人からのお知らせで、
ツイッターをやっていないぼくのために、文一総合出版のこんなツイートがあったよと
教えてくれました。

文一総合出版のツイート
「東京国際ブックフェアにて」

開催中の東京国際ブックフェアで、『虫とツーショット』が、
本日の売れ行き1位だったとのこと。
おお、やった! と飛び上がってしまいました。
「20%OFF」という標示が見えますが、
別に、ぼくの本だけ投げ売りされているわけじゃないですよ(笑)、
東京国際ブックフェアでは普通のことで、他の本も一緒です。
こういう本を出していただいた出版社に、売れなくて迷惑をかけたくないと思っていますが、
選んでくださるのはお客様なので、自分ではどうしようもありません。
怒られそうな成績ではなかったというだけでも、本当にありがたいことです。

以前、別の出版社から出した本では、「あまり売れていない」と聞かされた時、
責任を感じて、自分で書店に買いに行ったこともあるのですが、
『虫とツーショット』だけは買えませんねえ・・・。
表紙に自分の顔がいくつも並んでいる本を持って、レジに並ぶ度胸はありません(笑)。

よい知らせを受けて、一杯やりたくなりましたが、
この樹液酒場では、カブトムシがにらみを利かせているので早々に退散し、
缶ビールを買って帰りました。
写真展のオープニング・パーティーもない、初日としては地味な船出でしたが、
ささやかな景気づけになりました。

(明日6日(月)は、17:30~18:30頃まで、写真展の会場にいる予定です。)
 本日7月1日より、ジュンク堂書店 池袋本店にて写真展が始まりました。
多くの方のご来場をお待ちしております。

ジュンク堂ポスターWeb用
「写真展&トークイベントのポスター」
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=8947

きのうは、2時半よりバックヤードで下準備を始め、
壁面飾りつけが終ったのが7時半過ぎ。
お手伝いのみなさん、ありがとうございました。
長身のIさんが来てくださって、大助かりでした。

高所設営作業中のIさん
「高所設営作業中のIさん」

会場が書店ですから、写真専用のギャラリーとちがって、
作家の正式な「在廊」をアナウンスできませんが、 3~4日に1回ぐらいは、
夕方の5時半頃から1時間ほど、7階のフロアをうろうろしていると思いますので、
見かけたらお声をかけてください。
はっきり、「この日は行きます」と言える場合は、このブログでお知らせいたします。

で、今日、壁面への固定の甘いものがあるのを発見したので、固定資材追加のため、
明日2日は、5時半~6時頃に行きます。その次は、おそらく来週になると思います。

(※ 前回ご案内した世田谷区の講演会は、お申込み期間が短く、7日までだそうです。)