昨年の秋にぼくが出演したテレビ番組「沼にハマってきいてみた」が、
来週、再放送されることになりました。
3月13日(水)18:55~19:25 NHK-Eテレ。
サバンナの高橋茂雄さんがMCを務めるトークバラエティです。

マエアカスカシノメイガCIMG6769 - ウォーター
「マエアカスカシノメイガ」

その番組とは関係ありませんが、写真は3月6日の啓蟄の日に、
さっそく表敬訪問に来てくれたマエアカスカシノメイガ。
おそらく今年の初フライトで、一目散にこの窓辺に駈けつけてくれたわけですから、
これはうれしいですねえ。
「こちらこそ、今年もよろしくお願いします」 とガラス越しに挨拶しました。
裏地の構造色がうっすらと夢幻の輝きを見せており、
抑制の効いたファッションセンスが素敵です。
 テレビ出演のお知らせです。
10月スタートの新番組「沼にハマってきいてみた」に出演します。
10月9日(火)18:55~19:25、NHK-Eテレ。
ぼくと同世代のおじさんには、「Eテレって何?」という方が多いのでは
ないかと思いますが、要するに、教育テレビのことですね。

控室前にて(番組Pさん撮影)
「控室前にて(番組Pさん撮影)」

今回の野外ロケのお相手は、ゼクシィのCMで有名なモデルの松井愛莉さん。
ロケが終った1時間後には、あの「東京ガールズコレクション」に
出演されるという強行スケジュールで、
 (蚊に刺されながら、地べたで虫と戯れていても大丈夫か?)
 (本当に1時間後には、TGCのランウェイを颯爽と歩けるのだろうか?)
とハラハラしましたが、虫が苦手なはずなのに、
実に楽しそうに2時間も虫とつきあってくれました。

ぼくは近くで見る松井さんの美しさに圧倒されてしまい、
目が合った瞬間にセリフが全部飛んでしまって
終始カミカミでしたが、そんなところも含めお楽しみください。

収録スタジオにて
「収録スタジオにて」

スタジオのメインMCは、サバンナの高橋茂雄さんでした。
この本 ↓ のテーマで、スタジオでも出演者全員で虫と戯れます。
ぼくも久々に「虫とツーショット」を撮りました。
お楽しみに!

『虫とツーショット』写真・文 森上信夫(文一総合出版)
『虫とツーショット』 写真・文 森上信夫(文一総合出版)

※ こちらも 『虫とツーショット』の記事です(2015年)。 あわせてお楽しみください。
http://portal.nifty.com/kiji/150812194292_1.htm
 1ヶ月以上もブログを放置してしまいました。すみません。

前回の記事にアップしたタケオオツクツクの写真は、
さっそく「鉄腕DASH」(日本テレビ系)などで使っていただきました。
自分の地元に現れたニューフェイスの外来種ですから、
やはり一番乗りで取材しておかなければいけませんね。

さて、「夏休み昆虫研究大賞」募集のお知らせです
(夏休み前にお知らせしておくべきでしたね…)。
http://nikkonkyo.org/kenkyu-taisyo.html

募集期間は9月末日までで、標本や研究論文だけでなく、
昆虫をテーマにした小説、エッセイ、詩、短歌、俳句、写真、絵画、彫刻、版画など、
応募形式が多様なことが特徴です。
日本昆虫協会による毎年恒例の企画で、長畑直和会長、やくみつる副会長などとともに、
ぼくも今年から審査員を務めます(去年はゲスト審査員でした)。

研究論文や小説などは、相当な時間をかけなければ形になりませんが、
写真などは、この夏に撮った傑作写真があれば、すぐにも応募することができますね。
審査員の顔ぶれからみて、写真作品はぼくが講評を書くことになると思いますが、
昆虫写真だからといって、そこに科学的要素がなければならないということはありません。
絵として美しく完成されていれば、それだけでも十分評価に値します。
科学的な意義づけがあれば、その方が審査団全体の受けはよいと思いますけれど。

いくつか、作例をアップしておきましょう。

オオチャバネセセリの鳥フン吸い戻し行動
「オオチャバネセセリの鳥フン吸い戻し行動」

まずは科学的な意味のある、いわゆる生態写真。
葉の上に落ちた鳥のフンが、もうすっかり乾いて干からびていると、
セセリチョウはお尻から水分を出してフンを溶かし、えさとしてそれを口吻で吸います。
よく知られた行動で、少しも新しい発見はありませんが、図鑑的にしっかり撮れてはいます。
大きな賞は望めませんが、手堅く佳作レベルにすべり込める可能性のある写真です。
世間の写真コンテストでは、審査員がしばしば「これでは、単なる図鑑写真です」などと
講評しますが、図鑑に載るような写真がきちんと撮れたなら、それだけでも大したものです。

キタテハの交尾
「キタテハの交尾」

完全にシルエットになっており、これでは種名もわかりません。
生態写真としては落第点ですが、絵としては美しく完成されています。
これも賞に結びつく写真と言えます。
ただ、ここに書いた「キタテハの交尾」という科学写真のようなタイトルはマイナスで、
もっと表現の意図に即した、雰囲気のあるタイトルが求められますね。
昆虫の種名が何であるかは、サブタイトルとして述べるべきでしょう。

樹液に集まる虫たち
「樹液に集まる虫たち」

強いカブトムシが樹液を独占し、チョウ(サトキマダラヒカゲ)が離れたところから
「順番待ち」をしているという写真で、樹液酒場の序列を表すという意味では
多少は生態写真としての要素もあり、絵としても完成されています。
これぐらい撮れていれば、写真部門で上位入賞を争うことまちがいなしです。

ネコに捕食されるオオカマキリ
「ネコに捕食されるオオカマキリ」

スマホで通りすがりに撮ったような写真でも、こういう瞬間が撮れていれば、
ひとつのスクープ写真で、受賞に値します。ネコにこんな表情を強いることは不可能で、
二度と撮れない写真かもしれません。タイトルをつける際には、
「オオカマキリを捕食するネコ」としないように注意してください。
「夏休み昆虫研究大賞」ですから、あくまで主体は昆虫で、
「ネコに捕食されるオオカマキリ」としないと、賞レースではマイナスになります。
タイトルには撮影者の視座が反映されるので、時に作品の評価を左右することもあります。

「夏休み昆虫研究大賞」には、「審査員賞」というものも存在します。
この賞の賞品は、各審査員が「自腹で購入」しなければならないので、
あまり積極的に出したいものではないのですが、
去年、ゲスト審査員を務めた時に、お一人の方にぼくの審査員賞を出しました。
作品に心から感動してしまうと、自腹とかそういうことはどうでもよくなってしまい、
「大盤ぶるまい」をする審査員もいるようですね(笑)。

賞は重複することもあるので、
「優秀賞で、〇〇審査員賞で、〇〇審査員賞」なんていうトリプル受賞も存在します。
そうなると、表彰式で賞品と賞状を持ち帰るだけでも大変かも?

応募締切まであと半月、小中学生のみなさんの応募をお待ちしています!
 東京都立川市の企画で、8月21日(日)に、初心者向けの昆虫写真教室を行います。
詳細はこちらでご確認いただけます。
https://www.city.tachikawa.lg.jp/kankyotaisaku/seibututayousei/kontyuusyashin.html

写真教室のチラシ(上記サイトからダウンロードできます)
「写真教室のチラシ(上記サイトからダウンロードできます)」

立川市民でなくてもお申し込み可能ということですので、
みなさんのご参加をお待ちしております。
 唐突ですが、明日からボルネオ島です。
留守中の虫の世話は家族に頼めないので、ある程度「食べだめ」が可能な虫には、
たっぷりとエサを与えました。 タガメとオオカマキリは、
「うぉい、まだ食わすんかい!」 といった感じで、ゲップが出そうな顔をしていますが、
目の前に動くものが現れると、反射的につかまえてしまうようです。
タガメは、本当に食べすぎると、水面に浮上できなくなって死ぬこともあるので、
ここらでもうやめておくことにします。 おなかがパンパンに張っており、
事情を知らない人が見たら、産卵直前なのかと思われそうです。

ぼくは、遠征先にはパソコンを持参しませんので、現地からのブログ更新はできません。
帰ってきてから、まとめてアップすることにしますね。

さて、9月11日(金)に、文化放送の朝の番組 「福井謙二 グッモニ」 に出演します。
7:00~9:00までの生放送ですが、ぼくの出演時間は、8:20ごろから10分間ほどの
短い時間ですので、ご都合があえば聴いていただけるとうれしいです。
と、告知しておいて、派手にスベったらどうしよう・・・。